英会話スクールにかかってくる迷惑電話
英会話スクールの迷惑営業といえば、しつこい電話勧誘や2時間を越える長時間説得。3時間以上の営業は法律上の問題が浮上する可能性があるために、すれすれのライン、例えば2.5時間程度というものもある。営業の専属スタッフを配置しているスクールの経営サイドは、そのスタッフへの給与支給のために、「月に10名は入会させろ!」などのノルマを課しているところだってある。疲れて、正しい判断ができなくなるので、英会話スクールを選ぶ人は注意されたい。
さて、迷惑電話はスクールから生徒だけではなく、スクールへ向けても発信されることがある。電話代が安くなりますよ!スクール経営の通信費の固定費を最大半額にできますよ!NTTのサービスより安くなりますよ!電話だけでは分からないので、お伺いしますよ!というセールストークに載せられて、忙しい中話を聞いてみたら、実は固定費が90円安くなるというものでした。
通信に詳しくない人が聞いたら、半額になるんだという言葉に騙されて契約する人もいるだろう。90円安くなるということも、営業さんに熱心に説明を求めてやっと理解できるものでした。「半額になるっていうのでお話をうかがおうと思ったのですが」と言うと、「かけ方によっては最大で半額になるっていうことです」と返答。説明の中に、不明点があって、聞き返すと、「今申し上げた通りです!」との返答。だんだんと脅迫じみた話し方になってきて、困った思っているところで授業の時間になり生徒が来校し、終了。
「NTTから顧客データを購入し営業電話をかけて成約につなげるというビジネスモデルがある以上、うちで契約しないと、他の電話会社も、永遠と、御校に電話をかけ続けることになる。個人情報保護の観点からも、申し込んだ方がいいですよ。」とのこと。
結局、リスク分散の観点からお断りした所、数日後、いたずらファックスが10分~15分間隔で送信されるいたずらプログラムがアクティブになった模様で、迷惑極まりない結果に。世の中には、まだまだ、こういう道徳観になってしまう人がいる。(就職する前は純真であっても会社の方針に染まってそうなってしまったということもあるかもしれない。)
- 看板は大きく偽ることなく記載すること、
- また、サービスはわかりやすく、一覧表にし、必要ならば図解もして説明すること
- 電話の営業トークとサービス内容は一致していること
英会話スクールも、他の業種も全て、関わる顧客のQOLのUP、満足度のUPを真に考えて、自信の与えられた力、勝ち取った力を発揮すれば、きっと、もっと良い社会になるだろう。願ってやまない。
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